シリーズ「プロに聞く」第2回 - 「中古物件購入」について

シリーズ「プロに聞く」第2回 - 「中古物件購入」について
小澤高夫 さん

有限会社小澤建築
小澤高夫 さん

・ 1級建築士
・ 宅地建物取引主任者

住所:富山県富山市婦中町小長沢520
電話:076-469-2704

なぜこのお家を売りにだされたのか?を聞いてみる


なぜこのお家を売りにだされたのか?を聞いてみる

お家を売りに出されたお客様は、色々な条件があったと思うんですね。

「支払いが出来なくなった。」「もう少し小さな家に引っ越したい」など色々ありますよね。

・どんな風に使っておられたか

・家族構成はどのようであったか

・使い勝手が良かった所、悪かった所はどこか。を聞いておけば
自分たちが入居するときのイメージがつけやすいので不動産業者さんに情報を入手できるのであれば聞いておいたほうがいいと思います。

普段自分たちが生活するようにイメージを持って見学してみる


普段自分たちが生活するようにイメージを持って見学してみる

これから自分たちが住むにあたって、「どんな家具を持って行こう」「生活の導線はどうだろうか」などをイメージして見学をする事。

コンパクトな家なら、廊下が狭かったり、家具が入らなかったり、収納はどれくらいあるか。実際に部屋に座ってみたり、キッチンに立ってみたりと自分たちが生活する目線でみてみるといい面も悪い面もわかりやすいです。
見学の際は前もって家具のサイズを計っておき、見学の際にメジャーを持っていって計ってみるといいでしょう。特にキッチンは冷蔵庫や食器棚があるのでレイアウト的にどこに入るかメジャーで測りながらイメージするのがいいと思います。

床下の風通しは良いか湿っていないかチェック


床下の風通しは良いか湿っていないかチェック

中古物件の場合何年前に建てられたかがポイントになります。

最近の住宅は床下がコンクリートになっている場合が多いですが、昔の住宅は床下が砂や泥の場合があります。
床下は風通しや湿気によってシロアリがいるかいないかがポイントになります。
特にお風呂はタイルで作ってある場合とユニットバスがありますが、木造建築の場合は腐食が始まっている場合があるので目に見えないところも重要になってきます。
購入した後シロアリの被害にあった場合は取り替えるしかないので、シロアリがいるいないをチェックする必要があります。
チェックの仕方は和室の家だと畳の下や押し入れに点検口があるので、湿った匂いや、かび臭さい匂いがあるかがポイントになります。
どうしても気になる場合は、無料診断をしてくれるシロアリ駆除の業者さんや、知合いの大工さんにみてもらうのがいいと思います。

窓や壁に冬の結露の後がないかチェック


窓や壁に冬の結露の後がないかチェック

物件を見に行くときは誰も住んでいない時がほとんどです

特に冬場、北陸は湿気の多い地域なのでストーブを焚くと窓ぎわや壁に結露する場合があります。チェックの仕方としては天井裏に上がって断熱材がどのように敷き詰められているか。窓枠の周りにシミが無いか。壁に水が流れた後が無いかがポイントです。

今後のリフォームや修繕を考えておくこと


今後のリフォームや修繕を考えておくこと

中古物件なのでとこか痛んでいたり、将来的に痛んでくる場合があります。

生活するにあたって直したい部分が出てくると思います。
まず大きく間仕切りを変更したい時は構造によって出来る場合と出来ない場合があります。
パネルなどの2×4工法は部屋をくっつけているので壁を外す事が出来ない場合が多いと思います。
出来るのは昔ながらの軸組工法で壁の補強することで壁を抜いたりすることができますので、今後リフォームや修繕をお考えの方は不動産屋さんに工法の確認をされた方がいいと思います。
それと最近の住宅だとバリアフリー住宅が多くなっています。この場合床材を張り替えたい場合は重ね貼りができないので一度床を全部剥がさなければなりませんので簡単にできる場合と出来ない場合があります。
あとは外壁等の塗装は10年・15年くらいで塗り替えの時期が来ます。それと雨樋などが破損していないかみていたほうがいいと思います。

 

取材協力


取材協力

有限会社小澤建築
http://kozawa-k.jp/

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